塗布プロセスを開発するときは、塗料が乾燥(硬化)する正確な時間を知る必要があります。 重ね塗りする場合は、乾燥時間を知ることで次の層をいつ塗り始めればよいかがわかります。
塗料は、いくつもの過程を経て乾燥に至ります。 塗膜はまず重力によって平らになります。 塗料が硬化し始めると、表面に乾いた薄膜が現れます。 さらに乾燥を続け、最後に完全に硬化した状態になります。
・乾燥時間測定法:直線式(リニア)と回転式どちらの方法も測定原理はよく似ており、以下の公式に従っています。
距離 = 速度 x 時間
乾燥時間を測定するには、先の丸い針を塗膜試料に浸してから、一定の速度で動かします。
針の先で付いた条跡によって、塗料の乾燥段階がわかります。
定義:
透湿性:どの程度の量の水蒸気が塗膜をどの程度の速さで透過するかを示します。
測定するには、水か乾燥剤を入れた測定カップとリングの間に、塗膜試料を挟んで締め付けます。
透湿カップとMeierゲージ
重ね塗りする場合に、下の層が完全に硬化しなくても、次の層を塗布できることがよくあります。
Payne透湿カップは、揮発性の液体が、次に塗布する層をどの程度通過できるかを判定する際に使います。
通常、塗料は表面に「皮膜」を形成しながら、表面から下地へと乾いていきます。 揮発性の液体が蒸発するに従って塗膜が薄くなり、厚さによってはひび割れが起こることがあります。 Meierゲージは、塗膜の収縮と割れを目視で判定する際に使用します。


